刑事事件

2022/10/27 刑事事件

路上にて知り合いを殴ってしまった傷害事件について、示談を成立させて、不起訴処分を獲得した事例

①ご依頼の経緯

ご依頼者様自身は、事件から数日して、逮捕されました。

そのため、ご依頼者様のご友人からご連絡をいただきました。

 

②弁護士の対応

まずは、逮捕当日に、接見に行き、事情を確認しました。

その上で、早期に身柄を解放できるよう、ご依頼者様の職場へ行き、職場の方に、身柄引受書の作成をお願いしました。

身柄が解放されるよう手続きを踏んだところ、翌日には身柄が解放されました。

その後、被害者の方に連絡を取り、示談の交渉を進めました。

被害者の方は、事件後、治療を継続しており、今後も治療を行う予定だったので、今後の治療費をどのように考えるか検討を要しました。

その他にも、休業損害や慰謝料など話し合いを行うべきポイントが多くありました。

交渉開始から時間を要しましたが、丁寧に話し合いを進めた結果、示談ができ、結果としては、不起訴処分となりました。

 

③弁護士からのコメント

上記の通り、示談を行うために全力を尽くしました。

いわゆるケンカ事案の場合、被害者の方は、医療機関に通うこととなります。

保険の手続き等は実務的に重要なポイントになりますので、このあたりを理解しているかどうかで今後の手続きにも影響を及ぼします。

また、賠償額の提示を被害者の方に行う場合、単にこちらの考える額を提示するのでなく、説得的な提示の仕方があります。

このあたりのテクニックを活かし、良い内容で示談できたと思います。

 

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