2023/01/10 刑事事件
8名の被害者がいる詐欺事件について、被害者全員と速やかに示談した結果、不起訴処分を獲得した事例
①ご依頼の経緯
数年前に行ってしまった詐欺事件について、不起訴処分を獲得したい、そのために被害者全員と示談をしたいとのことでご来所されました。
②弁護士の対応
まずは人やお金の動きを適切に把握しました。
その上で、警察に連絡をし、被害者の名前連絡先の開示を受けました。
被害者の方の情報の開示を受けた後、速やかに被害者の方全員に連絡を取り、事情を説明しました。
その中で、ご依頼者様がしっかり反省していることなどをお伝えした結果、被害者全員の方からお許しを得て、示談となりました。
結果としては想定していた総示談額より抑えることが出来、かつ、処分としても不起訴となりました。
③弁護士からのコメント
詐欺事件や横領事件のようにお金の動きがある場合、まずは、どのような行為を行って、どのようにお金動くか適切に判断する必要があります。
内容がやや特殊でしたので、まずはこの点を意識しました。
その上で、しっかり返金を行うこと、ご依頼者様が心から反省していることを丁寧にお伝えしました。
示談内容が確定した後、行為態様や被害者の方の状況に応じてそれぞれに示談書を作成しました。
結果として、ご依頼から約1か月で不起訴処分を獲得する結果となりました。
速やかに示談活動に入る重要性を改めて実感しました。