2022/08/31 交通事故
いずれも被害者主張であったものの、交渉の結果、無過失かつ慰謝料満額を獲得した事例
①ご依頼の経緯
事故態様に争いがあり、いずれも被害者主張とのことでした。
そのため、話し合いが進まないため、弁護士費用特約を利用して、弁護士に交渉を依頼したいとのことで、ご来所されました。
②弁護士の対応
まずは、刑事記録の取り寄せを行いました。
弁護士は弁護士会照会という制度を利用して、資料の取り寄せを行うことができます。
刑事記録をもとに保険会社と交渉を行うと、保険会社はこちらの無過失を認めました。
その上で、通院慰謝料について交渉を開始し、いわゆる弁護士基準満額での和解となりました。
交渉段階においては、弁護士基準を前提にある程度金額をディスカウントすることもある(和解なのでお互いの譲歩が必要となります)ところ、交渉をしっかり行ったことで、満額での和解となりました。
③弁護士からのコメント
刑事記録の取り寄せはまさに弁護士ならではの権利ですので、弁護士介入が必要な事件でした。
刑事記録の取り寄せを行ったことで、こちら側の無過失が認められる結果となりました。
また、慰謝料については、いわゆる弁護士基準満額での和解となりました。
この点についても、しっかり交渉を行った結果であると思います。