刑事事件

2023/08/15 刑事事件

万引きで起訴され保釈中、余罪の万引きについても捜査されたが、不起訴処分となった事例

ご依頼の経緯

当時、ご依頼者様は万引きで起訴され保釈中の身でした。

しかし、起訴された万引きの前にしてしまった別件の万引きについて、ご依頼者様に対する警察の捜査が開始されてしまいました。

そこで、ご依頼者様はなんとか逮捕・勾留は避けたい、また別件については不起訴処分を獲得したいと希望され当事務所にご来所されました。

弁護士の対応

今回は余罪に関しての捜査ということでしたので、念のため問題となった万引きの他に余罪はないか確認をしました。

そして、本件以外には余罪はないということ確認し、それを前提に万が一ご依頼者様が逮捕されてしまった場合に備えて、ご家族の身元引受書、ご本人の検察や裁判所に宛てた上申書の準備作業に入りました。

次に、警察に連絡をし、被害店舗の名前連絡先の開示を受けました。

その後、被害店舗の情報の開示を受け、速やかに被害店舗に連絡を取り、事情を説明しました。

被害店舗の担当者の方には、ご依頼者様がしっかり反省していることを伝え、万引きしてしまった商品の買い取りをお願いし、了承を得ることができました。

弁護士から検察官に対して、被害店舗から被害品の買い取りを行ったこと、ご依頼者様が反省していることを説明し、結果ご依頼者様は逮捕されることもなく、処分としても不起訴となりました。

弁護士からのコメント

今回のご依頼者様は、体調に不安を抱えていたことから、逮捕・勾留は避けたいと強く希望されていました。

万引きを軽く考える方も多いですが、万引きは刑法でいう窃盗罪に当たり逮捕・勾留されてしまうことは少なくありません。

逮捕・勾留を避けるためには、本人の反省や家族の再犯防止・協力体制が整っていることを検察官や裁判所にしっかりと説明することが重要になります。

ご本人や家族のみでは、こうした説明を十分に行うことは難しいといえます。

万が一ご自身やご家族が警察の捜査対象になった場合に、ご自分やご家族の不要な身体拘束を避けるためにも、まずは弁護士にご相談ください。

 

当事務所の刑事事件ページはこちら

当事務所のその他の刑事事件解決事例はこちら

弁護士ドットコムの犯罪・刑事事件注力ページはこちら(外部サイト)

 

池長宏真弁護士のココナラ法律相談紹介ページはこちら(外部リンク)

田部恭兵弁護士のココナラ法律相談紹介ページはこちら(外部リンク)

© 池長・田部法律事務所