2022/09/01 刑事事件
自宅にて未成年の子どもを殴ってしまった傷害事件について、示談した結果、不起訴処分を獲得した事例
①ご依頼の経緯
国選事件で担当することとなりました。
感情的になった際に、子供に手をあげてしまったとのことで、奥様が通報したとのことでした。
②弁護士の対応
被害者が被疑者の子供だったため、親権者である母親と話し合いを行いました。
被疑者本人がしっかり反省していること、今後同じようなことを決して行わないことなどをお伝えしました。
結果としては、示談金などお金のやりとりはなしということで示談し、不起訴処分となりました。
③弁護士からのコメント
家庭内のトラブルということで、被疑者の方がお子様に手をあげてしまったことについて反省していることを本人の言葉でお伝えしました。
その上で、暴力を振るわないこと、暴言を吐かないことなど、具体的に今後行ってはならないことを列挙する形で示談書を作成いたしました。
本件は不起訴処分にならなければ、おそらく罰金という形で前科がついてしまうリスクがあったと思います。
不起訴処分という形でよい結果が出てよかったと思います。
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