2022/09/01 刑事事件
隣の部屋の住人の頭部にケガを負わせた傷害事件について、示談した結果、不起訴処分を獲得した事例
①ご依頼の経緯
国選事件で担当することとなりました。
②弁護士の対応
まずは被疑者が勾留されている警察署に行き、被疑者からお話を聞きました。
被疑事実については、大方認めているようでした。
その後、被害者の方との示談を行うため、検察から被害者の方の連絡先の開示を受けました。
被害者の方と話し合いを重ねた結果、示談をすることに成功し、その後、不起訴処分となりました。
③弁護士からのコメント
近所の方とのトラブルについては、示談金の額よりもその他の条件面でどのように調整を行うかが問題となることがあります。
また二人が顔を合わせてトラブルにならないか、仮にたまたま顔を合わせてしまった場合にどのような対応を行うとすべきか、調整を行う必要があります。
本件については、被害者の方と毎日のように話し合いを行い、どのような場合にはどのように対応するという点を一つずつ確認しました。
その結果、示談が成立し、不起訴処分となりましたので、良い結果となったと思います。